【みんなのヘルスケア】医療コラム
【みんなのヘルスケア】 Family Medical Practice|武田薬品のデング熱ワクチン、ベトナムでも接種可能に!
ベトナムで気をつけたい病気のひとつにデング熱があります。 そのデング熱を予防するワクチンQdengaが、今月からベトナムでも流通し始めました。製造販売は日本の武田薬品です。 デング熱は、ヒトスジシマカとネッ...
【みんなのヘルスケア】医療コラム
ベトナムで気をつけたい病気のひとつにデング熱があります。 そのデング熱を予防するワクチンQdengaが、今月からベトナムでも流通し始めました。製造販売は日本の武田薬品です。 デング熱は、ヒトスジシマカとネッ...
お酒のお付き合いが重要なベトナム。 アルコールがお好きな方も多いかもしれませんが、体調不良の原因になることも忘れてはいけません。 最も一般的な頭痛や吐き気などのいわゆる「二日酔い」は、アルコールが体内でアセトアルデヒドと...
皆さんも子どもの頃におねしょの経験がありますよね!? おねしょは子どもなら誰もが通る道です。 しかし、あまりにも頻繁だったり周りの子どもたちよりもおねしょから卒業が遅れていると、心配になってしまうこともあると思います。 ...
骨格矯正・整体・鍼灸の違いについてご説明します。 骨格矯正は、背骨や骨盤を正しい位置に戻します。 座りっぱなしや運動不足で猫背や反り腰の方も多いと思いますが、腰痛の80%は骨盤の歪みが原因で、骨格矯正で大幅に改善される可...
ベトナムでは交通事故が非常に多く、その中でもバイク事故が圧倒的に多いことは皆様ご存じかと思います。 しかし見落とされがちなのが、「自転車事故や運動中のけがも少なくない」という事実です。 夏をはじめとして熱中症のリスクがあ...
メンタルヘルス問題は従業員個人にとってだけでなく、それを管理する上司や企業にとっても大きな損失を生む要因となります。 特にベトナムで働く日本人駐在員は、初めての海外勤務や言語の壁、少人数での業務負担などからストレスを抱え...
歯科インプラントが一体なにかご存じない方も多いのではないでしょうか? インプラントには次のようなメリットがあります。 咀嚼機能を最大90%回復:本物の歯と同じように機能するので、患者様は普通に食べたり噛んだりすることがで...
Xin Chao! 初めまして、ファミリーメディカルプラクティスホーチミンで産婦人科医として勤務を開始した杉山彩子です。 さて、早速表題の件ですが、答えはノーです。 HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、HPVによ...
健康診断で血圧が高めと言われたことがある方、親の血圧が高かったりして日頃から血圧が気になっている方も多いのではないでしょうか。 よく血圧の話題で、「上の血圧が高い」、「下が高い」などという言い方をします。この上の血圧、下...
結膜炎とは、目の表面を覆っている透明な膜で、まぶたの裏から黒目までの広範囲を結膜と呼びます。この結膜が炎症を起こすことを結膜炎と言います。 症状としては、目が赤くなったり、かゆみや痛み、異常に多い涙などが現れます。 結膜...
無痛分娩では、一般的に、背中から細くて柔らかい管をいれる硬膜外麻酔を用います。 日本でも無痛分娩が増加し、全出産の10%以上になっています。 硬膜外麻酔は胎盤を通じて赤ちゃんに影響を与えにくく、母体の負担軽減や体力温存に...
ロータスクリニックには、毎日たくさんの風邪の方がいらっしゃいます。 診察中に目の前で“ゴホンッ、ゴホンッ”なんて日常茶飯事。 しかし、だからといってしょっちゅう風邪を引くかというとそんなことはありません。 ヒトの体には「...
屋外での活動時に気になる事柄として、虫刺されがあげられます。 虫刺されは屋内でもおこりますが、他の人よりも蚊などに刺されやすく、痕がしみになって残りやすいなと思ったことはありませんか? 蚊に刺されると、蚊の唾液に対するア...
夏に日本に一時帰国したり、9月の連休で飛行機に乗ったりした方も多かったのではないでしょうか。 ベトナムに住んでいると飛行機に乗る機会も多いですね。 飛行機の離陸や着陸の時に耳が痛くなった経験をお持ちの方もおられるのではな...
スマホ等のデジタル機器の心身への悪影響を軽減するため、その使用を控えるデジタルデトックスという考え方が注目されています。 デジタル機器の過度な使用 私達の目、筋骨格、精神等に負担をかけます。 画面からの光線、瞬き回数の減...
お子さんが急に発熱するととても心配になりますよね。 夜中や休日であれば、余計に不安になるかと思います。 ただし、発熱は子どもの体がウイルスや細菌と戦っている証拠です。 熱は防御反応として必要があって出ているものです。 発...
【はじめに】 お子さんがいきなり白目を剥き、手足をピクピクさせ、いくら呼びかけても反応がない。 そんな時あなたはどうしますか? 【けいれんとは】 けいれんは本人の意思と関係なく体がピクついたり、力が入り突っ張ったり、意識...
日本でも猛暑のニュースが報じられていますが、ベトナムも日差しの強い季節が続いています。 スーパーや薬局ではさまざまな日焼け止めが売っています。 日焼け止めには、その効果の目安として「PA」や「SPF」などの表示があります...
日常生活の中で、子ども達が異物を口に入れて親がそれを慌てて取り除く行為は、ある意味親子のスキンシップとでも言えるくらいお馴染みではないでしょうか。 異物誤飲の90%は3歳未満のお子さんが占め、誤飲した物によっては命の危険...
皆さんからよく受ける質問の1つに、「親知らずは抜歯した方が良いですか」というものがあります。 親知らずとは大臼歯の中で最も後ろに位置する歯で、中切歯(最前方の前歯)から数えて8番目の歯です。 20歳前後で生えてくるため、...
ベトナムのゲアン省とバクザン省の2省でそれぞれ1人のジフテリアの感染者が確認されました。 うち1人は死亡が確認されています。 ベトナム保険省は、これらの感染者と濃厚接触があった人々で集団感染(クラスター)のリスクがあると...
(経過) 今年ハノイに赴任した河内さん、60歳男性。 今朝から何となく足の親指(趾)の付け根に違和感があり、午後になってズキズキ痛みはじめたため夕方に来院されました。 タイトルでお分かりの通り、これが典型的な痛風発作の経...
麻しんは発熱と発疹を特徴とする感染症で、麻しんウイルスによって引き起こされます。 感染力が非常に強く、空気感染の他、飛沫感染、接触感染などの多様な経路で広がります。 発熱等の初期症状が現れる前日から発疹が出現後4〜5日目...
暑くなると体がだるいなど不調を感じる方が増えます。 このようないわゆる「夏バテ」はなぜ起こるのでしょうか? 主たる原因は自律神経の乱れといわれています。 私たち人間は恒温動物で、外気温が変化しても体温を一定に保つ機能が備...
健康で美しい歯を保つためには口内の健康が重要です。 今回は正しい歯のケアの5か条を紹介します。 ・1つ目 「歯磨きを定期的に正しく行う」ことです。歯ブラシを斜めに当て、毛先が歯と歯茎の両方に当たるようにし、すべての歯を円...
帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、体の左右どちらか一方に、強い痛みと、痛みがある部分にできる帯状の赤み、発疹が特徴の病気です。 帯状疱疹は、水ぼうそうを起こす原因ウイルスと同じ水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こります。 ...
ベトナムでの生活は、新しい出会いやスポーツ、ファッションなど、新鮮な体験が溢れています。しかし、知らない人との性行為や、タトゥーやネイルケア、ピアスの穴開けなどの出血を伴う処置は、感染症のリスクがあります。 例えば、B型...
子どもが頭をかいたり、かゆみを訴えたら髪の毛を注意深く調べてみましょう。アタマジラミかもしれません。 アタマジラミは、お子さん同士で頭をくっつけあって遊んだり、寝具・帽子・タオル・ブラシなどを共用することなどで感染し...
物心ついたころから、ニキビが出始めて数々のスキンケアを試してみたものの、期待したような効果はなかった…。そんな経験をしたことのある人は少なくないと思います。 そのような経験がある患者さんには、生活指導を行い、...
子どもは興味を持ったものは口に入れてしまう性質があります。大人は目で見て色を認識したり、手で触って感触や温度などを確認しますが、赤ちゃんは大人のような機能が発達していない分、物の形や感触を口内で見分ける能力があります。 ...
ベトナムで最も多い病気の一つが食中毒です。 食中毒は中毒を起こすもととなる細菌、ウイルス、寄生虫、有毒な物質(ふぐや毒キノコ)を食べることによって、下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです。ベトナムでは年間...
乳幼児健診は、日本では各自治体で行われ、1歳6ヶ月検診と3歳児検診が市町村に義務付けられていますが、それ以外にも3~4ヶ月、9~10ヶ月、12ヶ月など成長に合わせて行われます。 では、実際の乳幼児健診ではどのようなことを...
卵巣の活動性が落ちて月経が1年来ない状態を「閉経」、閉経の前後5年の計10年を「更年期」と定義します。日本人の平均閉経年齢は約50歳ですが個人差が大きく、早い人では40歳台前半、遅い人では50歳台後半に閉経を迎えます。 ...
手足口病は、その名前のとおり手のひら、足の裏、口の中に水泡ができる病気です。コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどのウイルスが感染して起こります。これらのウイルスがくしゃみや唾を介して、人から人に感染していきます。日...
「慢性疼痛(まんせいとうつう)」という言葉を聞いて、何を思い浮かべますか?長く続く腰痛や関節痛などは、慢性疼痛の典型的な例です。これらは日々の生活に影響を及ぼし、QOL(生活の質)を大きく低下させる可能性があります。 慢...
日本国内で麻疹(はしか)の感染者が増加しています。アブダビから関西国際空港への便の乗客数人が麻疹と診断され、その後、日本各地で報告されています。 麻疹の症状は、発熱、鼻水、咳やのどの痛み、結膜炎などで、数日後から出現する...
春眠暁を覚えずといいますが、4月のベトナムは、気温も湿度も上がって、寝苦しい季節を迎えます。異動の時期も重なり、環境の変化で睡眠不足になることも。今回は、よく眠るためのコツをご紹介します。 良い睡眠習慣は、毎日決まっ...
健康診断は毎年受けていますか?レポートはしっかり読んでいるでしょうか?再検査や精密検査の項目はなかったでしょうか? 健康診断をすることによって、自分では気付いていない体の不調を探し、病気の兆候を早期に発見することができま...
乳幼児期は子どもが急速に成長し発達する重要な時期です。母子保健法では1歳6ヶ月と3歳の2回の定期的な健診が定められており、多くの地域では4カ月にも追加の健診が行われます。 また、1カ月、6~7カ月、9~10カ月、1歳、...
スベスベで滑らかな赤ちゃんの肌ですが、実はとてもデリケートです。 皮膚の重要な役割は、水分の蒸発を防ぎ、外からの細菌や化学物質などの異物侵入を防ぐ「バリア機能」です。赤ちゃんの皮膚は薄くてこのバリア機能が未熟なので、し...
子どもはよく鼻血を出します。 鼻をぶつけた時、発熱時やくしゃみをした時、はたまた何もしていない時でも出ます。 それは鼻の成長に併せてできる新しい血管は脆く、微細な刺激で簡単に出血します。 鼻血の90%以上はこの脆弱(ぜい...
「風邪を引いてしまったがすぐには病院に行く時間がない」、 「ちょっとお腹を壊しているが病院に行くほどではない」 そんな時に強い味方になるのが、街中にある薬局です。 ベトナムでは街中で薬局をあちこちで見かけます。最近はチェ...
テトが明け、浮かれていた街も落ち着きを取り戻しつつありますが、皆様の中には、まだボーっとしてしまって、連休の疲れが抜けきらないという方も多いのではないでしょうか?いわゆる「連休ボケ」からの回復には、ご自身の生活リズムを...
昨年末からベトナムの在留邦人のお子さん達の一部に水ぼうそうが出ています。 水ぼうそうは、水痘・帯状疱疹ウイルス(varcella-zoster virus:VZV)に感染することで発症します。 水ぼうそうの発症者のほ...
子宮内膜症とは、子宮の内側にあるはずの内膜が腹膜、卵巣(チョコレート嚢腫)、卵管、腸などで発育してしまう病気です。20〜30歳代の女性で発症することが多く、月経痛などの月経困難症を引き起こすことで日常生活に支障をきたす...
ベトナムに住んでいる方々にとって、性感染症は割と身近な疾患です。最近の外来診療の中でクラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマなどの細菌に気づかず感染している方が増えてきているように感じています。 これらの細菌はオー...
食物アレルギーは、ある特定の食べ物を食べたり、触れたりした後にアレルギー反応があらわれる疾患です。 その原因は、主に食べ物に含まれるタンパク質で、乳幼児期には小麦や大豆、鶏卵、牛乳などが、学童期以降では甲殻類や果物、そば...
ベトナム北部や南部では、10月頃から3月頃までの間、大気汚染が最も深刻になると言われています。昨年の12月頃、ハノイは大気汚染で世界3位となり、ホーチミン市は大気汚染による霧に包まれていると報道されました。この時期は、...
インフルエンザや風邪の流行の時期が続いています。さまざまな病気を予防するために、うがい・手洗いはとても効果があります。 風邪やインフルエンザは、くしゃみや咳などで空中に飛び散ったウイルスを吸い込んで感染します。しかし、ウ...
乳幼児健診とは、母子保健法に基づいて日本では自治体で行われる乳幼児に対する健康診査のことです。1歳6ヵ月健診と3歳児健診が市町村に義務付けられていますが、それ以外にも3~4ヵ月、9~10ヵ月、12ヵ月など成長に合わせて行...
子宮筋腫は30歳以上の女性の3割以上に発症する、子宮を形作っている平滑筋という筋肉にできる良性の腫瘍です。発生する場所によって、漿膜下筋腫、筋層内筋腫、粘膜下筋腫の3つに分けられます。 多くは無症状で、婦人科検診で初めて...
狂犬病は世界中で発生しており、毎年、狂犬病で5万人以上が死亡し、1千万人以上が暴露後ワクチン治療を受けています。ベトナムでも毎年発生しています。海外で動物に咬まれたりする日本人旅行者も出ています。 狂犬病ウイルスはイヌ...
毎年流行するインフルエンザ、今年は日本でも既に感染が広がっています。 インフルエンザは予防接種で予防できる病気です。流行するウイルスの型は毎年変化しますので、ワクチンも毎年接種する必要があります。北半球は同じウイルスの型...
普段元気なお子様が突然熱を出してグッタリすると心配になると思います。実は、感染症に限って言えば発熱は病気ではなく、細菌やウイルス等に対して有利に戦うための生理学的なメカニズムです。 そのため、昔から言われ続けている「風邪...
デング熱は、東南アジアでは決して珍しい病気ではありません。海外で生活する上で、十分に気をつけなければならない感染症の一つです。デング熱ウイルスを持った蚊に刺されて感染する病気で、ヒトからヒトに直接感染することはありません...
コンタクトレンズは適正な使用で快適な視生活を支えますが、使い方を間違えると目の健康を脅かします。正しい使用には清潔な手での取り扱い、毎日の洗浄と消毒が必須です。使用期間と就寝時の取り外しを必ず守りましょう。 ソフトとハー...
NHK「試してガッテン」でも紹介されましたが、肩や腰など身体の痛みの原因は筋膜の歪みや捻れであると言われています。筋膜は全身を包んでいるボディースーツのようなもので、第二の骨格とも呼ばれています。筋膜には筋肉の10倍、痛...
最近、ベトナムの日系企業、また、ベトナムに進出予定の企業からメンタルヘルスに関するご質問を多く頂きます。海外赴任者のメンタルヘルス問題は、企業活動に大きな影響を及ぼします。 東京医科大学病院渡航者医療センターの調査によれ...