【みんなのヘルスケアQ&A】 Raffles Medical|子供が夜間に熱性けいれんを起こしたら何をすべきか知りたいです。 日本と違って救急車を呼んでもすぐ来ないので不安です。

ハノイ在住 40代女性
子供が夜間に熱性けいれんを起こしたら何をすべきか知りたいです。
日本と違って救急車を呼んでもすぐ来ないので不安です。
原 祐太朗 医師
 熱性けいれんが起きた時、一番大事なのはいかに安全にかつ早く病院に連れていくことです。日本では救急車を呼べば平均10分で救急隊が来てくれますがベトナムではそうはいきません。そこで、熱性けいれんに限らず、緊急事態に備えて事前準備を念入りにしておくことが何よりも大事です。今回は熱性けいれんを例に具体的な方法を一緒に確認していきましょう。
1. 予め受診する医療機関と搬送方法を決めておく。
各医療機関によって24時間対応や小児科医常駐、日本語対応可能など対応が異なります。搬送手段も医療機関独自の救急車が運んでくれる施設、自分たちで運ばなければならない施設など情報収集が必要です。選定基準は各家庭によりますが、自宅から近くてアクセスしやすい場所かどうかは重要です。最低でも2か所施設を決め、その電話番号と住所を携帯電話に登録し、タクシー(配車)アプリにも住所を登録しておきましょう。
2. 子供の情報をまとめておく。
パスポート、保険証、既往歴、アレルギー歴、薬剤歴などの情報が受診時には必要なので、どこかにまとめておきましょう。直近の体重も薬剤投与の際に重要ですのでご両親で共有しておくことが大事です。
3. けいれん中は身体を横にして、絶対に手を口に入れない。
仰向けだと嘔吐した際に誤嚥する可能性があるので身体は90度横にしてそっとしておいてください。手を口に入れても酸素は送れないどころか誤嚥を助長する、あるいは入れた手が噛まれて二次被害を起こすのでやめましょう。

こちらの専門家に解説していただきました

原 祐太朗 医師

名前:原 祐太朗
専門:小児科、救急医

【経歴】
秋田大学医学部卒
風邪や発熱、怪我や火傷等の症状のほか、お子様の様々な症状やお悩みに対して診察を行っています。
乳幼児健診やお子様の予防接種についてもご相談ください。

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