【みんなのヘルスケアQ&A】 Raffles Medical|ベトナムでもできる更年期障害の症状を和らげる方法を教えてください。

ハノイ在住 50代女性
ベトナムでもできる更年期障害の症状を和らげる方法を教えてください。
ホンアン 医師

 更年期は女性の人生における自然な変化の一つです。ほてり、寝汗、気分の波、疲労感などの症状が現れることがありますが、ベトナムの食文化を活かすことで、毎日をより快適に過ごすことができます。
 まずはベトナムの新鮮な食材で栄養バランスの整った食事を心がけましょう。イソフラボンを豊富に含む豆類、ゴマや亜麻仁などの植物性エストロゲン食品はエストロゲンの低下による不調の緩和に効果が期待されます。カルシウムとビタミンDは骨粗しょう症予防に重要で、乳製品や魚、緑黄色野菜を意識して取り入れることが推奨されます。フォーのスープに青菜や香草を加えるだけでもビタミンやミネラルを効率よく摂取できます。ビタミンDは日光を浴びることで生成されますが、室内で過ごす時間が長い場合はサプリメントも選択肢の一つです。パパイヤやグァバ、ドラゴンフルーツには抗酸化成分が豊富に含まれ、細胞の老化防止や免疫力向上に寄与します。一方で、カフェイン、アルコール、香辛料、過剰な糖分の摂取は自律神経の乱れや血管の拡張を促し、更年期症状を悪化させることもあるため注意が必要です。
 高温多湿なベトナムでは、体温調節と水分補給も重要です。リネンやコットン素材の衣類を選び、こまめな水分補給を心がけましょう。ただし冷たい飲み物の摂りすぎは胃腸の冷えを招くため、常温の水やノンカフェインのお茶が適しています。運動面では、朝夕の涼しい時間帯に行う軽いウォーキングやストレッチが自律神経を整えるのに効果的です。車移動が多い方は意識的に体を動かす時間を確保することをおすすめします。自分の体調と向き合いながら少しずつ生活のリズムを整えていきましょう。
 ベトナム生活の中で無理なく取り入れられる工夫がありますが、ホルモン補充療法やカウンセリングなど医療的なサポートで改善することもあります。辛い症状が続く場合や不安がある方は早めに婦人科を受診しましょう。

こちらの専門家に解説していただきました

ホンアン 医師

名前:ホンアン
専門:婦人科

【経歴】
ドイツMartin Luther University Halle-Wittenberg医学部卒業
ベトナムで産婦人科の学位取得
婦人科健診、妊婦健診、更年期障害、不妊症、月経異常、性感染、避妊・思春期の相談、ホルモン補充療法等幅広く対応。様々なお悩みに寄り添い女性の健康をサポートします。

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