【みんなのヘルスケア】日本国際眼科病院｜流行の季節到来か！？「結膜炎」

結膜炎とは、目の表面を覆っている透明な膜で、まぶたの裏から黒目までの広範囲を結膜と呼びます。この結膜が炎症を起こすことを結膜炎と言います。

症状としては、目が赤くなったり、かゆみや痛み、異常に多い涙などが現れます。
結膜炎には細菌性、アレルギー性、そしてウイルス性の3種類がありますが、特に注意が必要なのがウイルス性結膜炎です。
ウイルス性結膜炎は、非常に強い感染力を持ち、感染が広がる速度が速いため、集団での感染リスクが高まります。
昨年9月には、ベトナムの首都ハノイでウイルス性結膜炎が大流行し、5歳児が失明する事例が報告されました。

感染は飛沫や接触を通じて広がり、感染者とドアノブやタオルなどを共用することで広がります。
ウイルス性結膜炎が深刻になると、痛みや視力低下などの症状が現れ、免疫力が低下して最悪の場合、他の感染症に罹患して失明につながることもあります。
そのため、予防が非常に重要です。手洗いやアルコール消毒を徹底し、目を不用意に触らないように心がけましょう。
結膜炎の初期症状には、目に異物感を覚えることもあります。
少しでも違和感を感じた場合は、早めに眼科を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
今年もウイルス性結膜炎の流行が予測されており、しっかりと予防対策を講じて、快適な生活を送りましょう。

何か気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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日本国際眼科病院

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