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【みんなのヘルスケアQ&A】さくらクリニック|最近、ベトナムで特に流行している病気や、気をつけるべき感染症にはどのようなものがありますか?

ハノイ市在住 30代女性
最近、ベトナムで特に流行している病気や、気をつけるべき感染症にはどのようなものがありますか?
松尾 めぐみ 医師
ベトナム北部では日本ほど明確ではないものの四季があり、南部では主に雨季と乾季に分かれます。これらの気候変化に伴い、時期ごとに流行しやすい感染症や発生頻度が高まる疾患があります。
5月以降は北部・南部ともに降雨量の増加に伴い蚊が増えます。蚊が媒介するデング熱はホーチミンやハノイなどの都市部でも多数報告される感染症です。数日から10日程度高熱が続き、体力を大きく消耗します。多くは自然軽快しますが、一部の方で重症化し入院や輸血などが必要になる場合もあります。特効薬はなく、予防が重要です肌の露出を避ける、虫除け剤を適切に使用する、暗色の衣服を控えるなどの蚊対策を徹底しましょう。また、デング熱ワクチンの接種も効果的な予防策となります。
また5月以降は湿度と共に気温も上がり、食品の衛生状態が悪化し、食中毒による急性胃腸炎の患者さんが増加します。多くの場合は胃腸を休め十分な休息と水分補給で改善しますが、症状が強い場合は急速に脱水が進み点滴治療や入院が必要となることもあります。抗生物質や駆虫薬などが必要となる場合もありますが、必ず医師の判断のもと服用するようにしましょう。持続する高熱や腹痛、血便などを認める場合は医療機関を受診するようにしてください。予防には手洗いの徹底、衛生的な飲食店の利用、十分に加熱された食品の摂取が重要です。また、腸チフスやA型肝炎など一部の経口感染症についてはワクチンによる予防が可能です。
さらに、湿度の上昇に伴い皮膚トラブルも増加します。特に指の間、腰周りや鼠径部などは蒸れやすく、発汗と相まって真菌(いわゆる水虫など)や細菌による皮膚炎や毛嚢炎(もうのうえん)が生じやすくなります。日常的に皮膚を清潔に保つことが重要ですが、過度な洗浄は皮膚バリア機能を低下させるため注意が必要です。通気性の良い衣類の着用も有効です。症状が持続する場合には医療機関を受診しましょう。

こちらの専門家に解説していただきました

松尾めぐみ 医師 

名前:松尾 めぐみ
専門:総合内科

【経歴】
長崎大学医学部医学科卒
千葉大学大学院医学薬学府卒
深谷赤十字病院初期研修医
千葉大学医学部附属病院肝担膵外科勤務
皆さまが心身ともに健康にベトナム生活を過ごせるようサポートできれば嬉しいです。


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