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【みんなのヘルスケアQ&A】ファミリーメディカルプラクティス(FMP)|ベトナムにおける破傷風の感染リスクや、実際の発症例はどの程度あるのでしょうか?

ハノイ市在住 60代男性
ベトナムにおける破傷風の感染リスクや、実際の発症例はどの程度あるのでしょうか?
ファミリーメディカルプラクティスジャパンデスク 千葉 大 医師
破傷風は、世界中の土壌に存在する破傷風菌が産生する毒素により、全身の筋肉がこわばり痙攣する重い感染症で、傷口から体内に入って発症します。ガーデニング中の切り傷、動物に噛まれた傷、さびた釘を踏んだ傷、汚水に触れた外傷など、土や汚れた物質が関わるすべての怪我が感染リスクになります。画像検査や採血では診断が難しく、筋肉のこわばりやけいれんといった症状、予防接種歴や外傷から総合的に診断します。
日本では年間100例前後の報告がありますし、先進国でも致死率が概ね10%前後とされ、依然として油断できない病気です。
かつてベトナムでは、出産時に不潔な器具でへその緒を処理することなどが原因で新生児破傷風が多発していました。しかし妊婦・児へのワクチン接種と清潔な分娩の普及により、2005年に新生児破傷風の排除国としてWHOから認定されました。
一方で、新生児以外の破傷風は今も国内で発生しています。2015年の罹患率報告から国内で約2,000例程度の発症と推測されます。またホーチミンの熱帯病院では年間250〜350名の破傷風患者が入院しています。患者の多くはワクチン接種歴が不十分な中高年で、うち8割が男性です。
破傷風はワクチンで予防できるため、確実なワクチン接種が重要です。
日本では1968年以降、小児期の定期接種としてジフテリア・破傷風・百日咳(DPT/現在は四種混合)が導入され、多くの日本人は基礎免疫を獲得しています。ただし破傷風に対する抗体は時間とともに低下するため、成人は概ね10年毎の追加接種(TdまたはTdap)が国際的に推奨されています。
最後の破傷風ワクチンから10年以上経過している場合や接種歴が不明な場合は、遠慮なくご相談ください。当院では、成人用として国際的に普及しているBoostrixを接種可能です。

こちらの専門家に解説していただきました

ファミリーメディカルプラクティス:千葉 大 医師

名前:千葉 大 医師
専門:総合診療科
【経歴】
東北大学医学部卒業
0歳児から高齢者まで、幅広い年齢の診療経験があります。
海外での勤務経験もあり、救急医療から診断困難例の対応まで行っております。
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HCMCタオディエン院:028-3744-2000

基本情報

ファミリーメディカルプラクティス(FMP)

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・HCMC2区タオディエンメディカルセンター:95 Thao Dien St., Thu Duc City, HCMC
・HCMC7区メディカルセンター:41 Dang Duc Thuat St., Dist. 7, HCMC
診療時間・休診日 ・ハノイメディカルセンター:平日 8:00-17:30/土 8:30-12:30/日曜休診(救急は24時間対応)
・HCMC1区メディカルセンター:8:00-18:00(休診日なし・救急は24時間対応)
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・HCMC7区メディカルセンター:平日 8:00-17:00/土 8:00-13:00/日曜休診
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Web https://www.vietnammedicalpractice.com/?language=jp
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