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【みんなのヘルスケアQ&A】Raffles Medical|大気汚染が深刻なため副鼻腔炎を拗らせてしまいました。息子も気管支炎になり易く、悩んでいます。どのような状態になった場合、病院へ行ったほうがいいですか

ハノイ在住 40代女性
大気汚染が深刻なため副鼻腔炎を拗らせてしまいました。息子も気管支炎になり易く、悩んでいます。どのような状態になった場合、病院へ行ったほうがいいですか
西條 康夫 医師
ベトナムにおける大気汚染は深刻です。大気汚染により、鼻腔、咽頭、気管・気管支に炎症を引き起こし、さまざまな症状を引き起こすとともに、もともとある疾患を悪化させます。副鼻腔炎の原因は、感染(ウイルス・細菌)とアレルギーです。大気汚染物質が鼻腔に作用して、炎症を引き起こし、副鼻腔炎を悪化させます。アレルギー性であれば定期的な抗アレルギー剤の服用をご検討ください。感染が原因であれば、しっかりと抗生剤による治療が望ましいです。また、難治性副鼻腔炎として、好酸球性副鼻腔炎があり、ステロイドや生物学的治療薬が奏功します。いずれにせよ、クリニックの受診をお勧めします。お子さんの気管支炎ですが、繰り返しているようなので、早めの小児科の受診をお勧めします。早期に治療することで症状の悪化が防げます。繰り返していますので、アレルギーの関与や気管喘息の可能性もあります。

大気汚染からの身を守る必要がありますが、かなり困難です。大気汚染の改善もすぐには望めません。私たちは、90%を室内で過ごしておりかつ室内の空気環境は屋外と同等かそれより悪いことが示されています。外での長期間の運動や歩行は避け、移動もバイクではなく車にしましょう。外出時は、マスクを着用しましょう。帰宅時には、うがいや手洗いをしましょう。室内での対策は、外気との換気を必要最低限に抑え、アレルギーの原因の除去のためにも空気清浄器を使うことをお勧めします。また、居住する場所は、幹線道路から離れていることが望ましいとされています。

こちらの専門家に解説していただきました

西條 康夫 医師

名前:西條 康夫 医師
専門:総合診療、呼吸器内科、腫瘍科専門医

【経歴】
新潟大学医学部卒業 医学博士
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医・指導医
日本呼吸器学会:呼吸器専門医・指導医

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