ベトナムにも光ファイバーとADSL両方のインターネット接続サービスがあり、中には専用線を引いている会社もあります。速度が遅いことはあっても、普段生活する分の接続環境としては特段支障がないと言えます。
◯プロバイダ
ベトナムには、以下3つの大手プロバイダーがあります。
・「FPT」
・「Viettel」
・「VNPT」
上記のいずれかで加入契約の手続きをしますが、さまざまな料金プランがあり、かつ変更も多いので、各営業所で最新の資料をもらい、比較検討しましょう。
接続不良など、日本に比べインターネットに関するトラブルが多いので、サービス窓口が24時間対応してくれるかどうかも、確認しておきましょう。
海底ケーブルの切断事故
◯個人で契約する場合
サービスアパートだけでなくミニホテルでも、大抵インターネット設備が既に設置してあります。インターネット料金が家賃に含まれているかどうかを確認しておきましょう。
自分で契約手続きを行う場合は、ビザや滞在許可証を持参し、プロバイダーの営業所に行きます。設置までの所要期間は早ければ1週間程度ですが、数週間かかる場合もあります。月額使用料は、営業所での直接払いのほか、郵便局やコンビニエンスストア、インターネットバンキングでも支払いが可能です。
住まいのネットが切れた場合
住居のインターネットがつながらなくなったら、まずはケーブルの接続を確認後、仲介している不動産会社もしくは大家さんに連絡しましょう。「今夜中にメールを送りたい」などというときは、かなりストレスになってしまうため、早急に復旧してもらえるよう合わせて依頼をしましょう。
◯法人で契約する場合
法人契約の場合、会社の事業ライセンス以外に、申込書に代表者のサインと社判が必要です。支払い方法は、基本的に銀行振り込みとなります。
◯街中のWi-Fi事情
ベトナム国内には、無料のWi-Fiが普及しており、カフェやレストランなど、街中の至るところで無料Wi-Fiが利用できます。パスワードはレシートやテーブル、メニューや壁に書かれていることが多いですが、店員さんに聞けば教えてくれます。
切断の原因としては諸説あるが、国営メディアは「浅瀬での船舶運航が事故頻発の原因」と推測しています。各キャリアは、新ケーブルの建設計画に参画するなど対策に乗り出しており、今後事態の改善が期待されます。