スーパーで買える辛旨調味料
Sateは日本でも知られつつあるベトナムの代表的な辛旨調味料の1つ。辛さと同時に甘みもあるので食べやすく、特にエビを用いたSate Tomは人気。今回はスーパーで手軽に買える6種を味比べし、風味の違いを楽しむ「奥深いサテの世界」をご紹介します
SA TE TOM【Barona】

他の調味料にも定評がある会社の商品。野菜がふんだんに使われており、ぺースト部分の味わいが非常にバランス良く、辛いだけではない旨み調味料としても大活躍。少し甘口なところも食べやすく、そのまま何か他かに付けて食べるもよし、炒め物などに使うもよし。活躍の幅が広い一品。
■辛さ ★★★
■汎用性 ★★★★★
■旨み・甘味 ★★★★★
■辛さ ★★★
■汎用性 ★★★★★
■旨み・甘味 ★★★★★
SA TE TOM XO【Cholimex】

比較商品中にある同社商品の上位互換品。圧倒的にエビの風味が強く、旨味も甘味もバランスよく、同じ会社の商品とは思えないくらいの違いがあります。価格的にはそんなに大きな差ではないので、美味しさを求めるのであれば、こちらを推奨。ダイレクトに味わう食べ方に向いています。
■辛さ ★★★
■汎用性 ★★★★
■旨み・甘味 ★★★★
■辛さ ★★★
■汎用性 ★★★★
■旨み・甘味 ★★★★
SA TE TOM【Cholimex】

エビよりもトマトの風味が強く、まろやかではあるが、エビの風味が野菜のペーストの部分とちょっと乖離している印象。ただし、まとまりは悪くなく、使いやすいと言えば使いやすい。そしてこの調味料の中では、最もいろんな場所で販売されている商品なので買いやすさが魅力。悪くないです。
■辛さ ★★★
■汎用性 ★★
■旨み・甘味 ★★
■辛さ ★★★
■汎用性 ★★
■旨み・甘味 ★★
Sate tom CHIN-SU【CHIN-SU】

エビの風味は比較的穏やかで、ペースト部分の野菜の酸味とランダムに感じる鋭い塩味が特徴的。そのままダイレクトに味わうと言うよりは、マヨネーズやその他の調味料と混ぜて マイルドにして食べる方が楽しみやすいかも、ちょっと偏りを感じる味わいなので、使う前には必ず味見をしてからどうぞ。
■辛さ ★★★★
■汎用性 ★★
■旨み・甘味 ★★
■辛さ ★★★★
■汎用性 ★★
■旨み・甘味 ★★
SATE TOM NGON 【THUAN PHAT】

辛さ、酸味、甘味、旨みなどがそれぞれあるにはあるのですが、融合していないというか、それぞれが主張していてまとまりがない感じ。主に辛味と酸味を足すつもりで調理に使うか、他の食材や調味料とのバランスを慎重に考えて使う必要あり。味にも使い方にも、慣れるまでにはかなり経験が必要そう。
■辛さ ★★★★
■汎用性 ★★
■旨み・甘味 ★★
■辛さ ★★★★
■汎用性 ★★
■旨み・甘味 ★★
Sate Cay【Ong Chava】

辛いです。そして比較商品中、 唯一のベジタリアン仕様。つまりエビは使われていないので、動物性の旨みがない分、味わいに厚みがありません。旨みはこれを使う食材、または他の調味 に求め、辛さを足すためにだけ使うのが良いでしょう。日本人には不慣れな風味があるので好みはありそう。
■辛さ ★★★★★
■汎用性 ★
■旨み・甘味 ★
■辛さ ★★★★★
■汎用性 ★
■旨み・甘味 ★
使い方色々
肉や魚介類をソテーするときに、この調味料を塗って焼くという使い方は常にポピュラーです。が、日本では人気メーカーのインスタントラーメンがコラボレーションをするなどして、多様な使い方がされているようです。卵かけご飯にちょい足ししたり、マヨネーズと混ぜてピリ辛ソースにして揚げ物に添えたり、冬の季節には鍋のスープや、手元の薬味がわりに使ったりと、色々活躍してくれる調味料です!
Writer: ちぇりさん|在住12年目。日本で1,500件、ホーチミン市内で3,000件以上を食べ歩き、現地の食材や調味料にも興味津々。食べるのも作るのも好きなフードアナリスト。
フードアナリストちぇりのホーチミンの美味いもん
掲載号:769号 発行日:2025年12月03日







































