講談社の海外向けマンガアプリ「K MANGA」が提供地域を拡大し、ベトナム、フィリピン、タイ、香港、台湾、インド、メキシコ、ブラジルでのサービスを開始した。『進撃の巨人』『ブルーロック』『スキップとローファー』などの人気作を配信する同サービスの開始により、著名な作品の公式翻訳版がデジタルプラットフォーム上で読めるようになることに、SNS上ではベトナムの漫画ファンたちから喜びの声が聞かれるとともに、アプリの使いやすさや価格設定などについても多くのコメントが寄せられた。
早速アプリを試した読者の多くは「ユーザーインターフェースが使いやすい」「読み込み速度が速くい」「ストーリーが定期的に更新される」など多くの利点が指摘されている。一方で1章当たり約2万VNDという価格設定に躊躇する人も多いようだ。作品へのアクセス方法は、無料試し読み、クエストで貯めたクーポンの利用、ポイントを購入の3種類。より多くの人が良い作品にアクセスできるよう、合理的な価格設定ポリシーを期待する声も多い。
またアプリのプライバシー・ポリシーに関する意見も多い。個人のプロフィール情報が保存される点、閲覧中にスクリーンショットを撮ることができない点に、一部の読者は不快感を感じているようだが、大半の人はコンテンツの著作権侵害などを防ぐために必要な機能であると理解を示している。様々な意見はあるものの、日本のマンガにより早くアクセスできる機会がベトナムの読者に開かれたことは確かだ。

こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!