博多アラ競り 200万円超の 天然クエ「一番手」がベトナムに

食べると九つの夢が叶う、運を呼び寄せるという縁起魚「九絵(クエ)」。毎年末に福岡の長浜魚市場で行われる博多アラ(クエ)競りには800本を超える高級魚クエが入荷する。その中で、複数の仲買が最高と捉え最高値まで競り合った魚は「一番手」と呼ばれ、その競りは毎年相当な盛り上がりを見せる。

今回の一番手は平戸産一本釣り純天然、約25kg。その価格は3.5億VND(約200万円)。日本中の仲買人が競ったこの一番手は、ベトナム全土の高級店に鮮魚を卸す商社「魚勝(ホーチミン市)」を通じ、ベトナムに入荷。ベトナムで日本料理を牽引するホーチミン市の鮨励とFUME、ダナン市の鮨兵衛へ納品された。熟成させると更に旨味を増すクエ。最高級な料理人の手により、口福を生み出す一皿へと仕上がっていく。

日本が誇る最高級食材が、国を超え注目を集めることにより、ベトナムでも食文化の多様性が一層広がりそうだ。

※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。

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