5月17日、ハノイで、駐ベトナム日本国特命全権大使に着任した伊藤直樹大使が、ヴォ・ティ・アイン・スアン国家主席代行に信任状を奉呈した。
スアン国家主席代行は、伊藤大使との会談の席上で、◇投資や貿易を通じた経済的な連携や経済安全保障の強化、◇工業化や近代化への支援、◇デジタルトランスフォーメーション(DX)や気候変動分野における政府開発援助(ODA)の供与、◇半導体やグリーントランスフォーメーション(GX)など、新分野での協力促進を望むとした。
伊藤大使はこれらを歓迎、また、日本が国連や、両国加盟の地域協力機構などにおいてベトナムを支持するとした。ベトナムが2045年に先進国入りする目標については、日本政府はODAの供与や、両国が強みとする分野での協力拡大によって支援を行う。その上で、ベトナムに対しては投資環境の改善や、対越投資を行う日本企業への条件整備などを望むとした。
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