6月11日、JICAの支援を受けた、公立病院の院内衛生環境改善のための日本式リネンサプライサービスの実証プロジェクトがホーチミン市のレバンティン病院で本格始動した。
院内には「洗濯センター」が新設され、高温洗浄対応の業務用洗濯機や乾燥機、自動折り畳みアイロナー、金属探知機などを導入。リネンの流通状況や品質状態を可視化する管理技術も併用し、感染対策と供給の安定性を両立させた運用体制が構築された。事業実施主体であるワタキューセイモア株式会社が、設備の提供と院内オペレーションの指導、業務マニュアルの整備、現地スタッフによる継続的な運用を支援している。
2026年3月までの実証期間で成果を検証し、今後はホーチミン市内の他公立病院への展開も視野に入れている。
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