航空券価格が高止まりしていて、気軽に海外旅行に行くことが難しくなった今、ホーチミン市の若者たちは非常に安価で行くことのできる身近な「日本」をみつけ、楽しんでいるようだ。
最近ホーチミン市の若者たちが「日本の雰囲気満載の路地」「ホーチミン市の日本風路地でチェックイン」などのタイトルで SNS上に投稿している動画が、何十万もの閲覧数を集めている。ベトナムの若者たちに「日本の路地」と呼ばれているのは、ホーチミン市タオディエン地区にある小さな路地(16 Nguyễn Văn Hưởng)。この路地沿いの建物の壁、屋根、バルコニー、窓などが日本の路地のように見えるとホーチミン市の若者の間で噂になり、たくさんの若者がそれぞれの考える日本らしいファッションやメイクでこの地を訪れ写真や動画を撮影するようになった。約40メートルの路地の終わりにはサイゴン川の河岸が見え、ロマンチックな雰囲気が漂っている。夕暮れ時になると路地に夕日が差し込み、ノスタルジックな色合いの写真が撮影できる。それを知ってか17時頃になるとぞろぞろと人が集まり始める。
投稿には「TikTokで知りました。友達を誘って日本の女子高生風の服装で写真を撮りに来ました」などのコメントが添えられている。路地の住民たちは「若者たちが遊びに来てくれて以前よりも賑やかになり嬉しい」と話す。ただし一部の人からは「あまり日本らしくない」という感想も聞かれるのであまり期待はしない方が良いかもしれない。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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