チュックバック湖のほとりに7500本の竹を植林した竹の庭園が登場

ハノイ市バーディン区チュックバック街区、チュックバック湖のほとりのチャンヴー通りに造園されていた竹の庭園が一般に公開され、地元住民や観光客を楽しませている。

チュックバック湖の竹の庭園プロジェクトは、バーディン区人民委員会によって2023年11月から制作活動が開始されていたもので、この度基礎的な部分が完成し、一般公開を迎えた。このプロジェクトで使われたのは、カオバン省で採取された約7500本の竹。茎が細く、まっすぐに伸びた選りすぐりの若い竹が使用されている。今後竹が成長すると湖のほとりに小さな竹林のような空間が形成されるというアイデアのようだ。植えられた竹の高さは約3〜5mで、現状ステンレススチールの枠組みで補強されている。

竹の庭園の両側には、写真を撮りやすくするために石の小道、小さな池、石のベンチが設置されており、休憩しながら散策し、ゆっくりと景観を楽しむことができる。また照明灯も設置されており、日没後にはまた違った風情が味わえる。まだ多くの人に知られてはいないが、付近の観光地を訪れていて偶然通りがかった外国人観光客や地元住民は、ベトナムらしい趣のある空間に感銘を受けている様子だ。

翠緑の竹は、穏やかで涼しげな雰囲気を醸し出している。庭園の中の小道を散歩すると、山の中にいるような気分が味わえるとあり、地元の人々は小道を散歩し青々とした竹の美しさを堪能している。ハノイの新しい写真撮影スポットとして、今後SNSなどで人気が出そうだ。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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