【サイゴンFC】松井大輔ら日本人選手も登場。サイゴンFCキックオフミーティング開催

1月12日、ホーチミン市のSaigon Times Square Dong Khoiで「サイゴンFCキックオフミーティング」が開催された。同クラブの選手団、チャン・ホア・ビン会長、ソニーやENEOSなどのスポンサー企業の代表者ら、そして在ホーチミン日本国総領事の渡邊信裕氏も参加。選手団の中には、元Jリーガーである松井大輔選手、高崎寛之選手、禹相皓(ウサンホ)選手、苅部隆太郎選手の姿も見られた。

キックオフミーティングの前に談笑する選手たち
(左から)松井大輔選手、苅部隆太郎選手、高崎寛之選手、禹相皓(ウサンホ)選手

日本に20年住んでいた経験のあるチャン・ホア・ビン会長は「日本で勤勉さやおもてなしの考え方など多くのことを学んだ。その学びをサイゴンFCに持ち込み、ベトナムと日本のつながりを強化することで、サッカーを通して人格を育て、社会に貢献したい。」と日本語でスピーチをして会場を驚かせた。

スポンサーとの調印式では、各企業の紹介が行われた。スポンサー企業は、サイゴン商業銀行(SCB)、ソニーエレクトロニクスベトナム、エネオス、日本航空、JTB、Mitutoyo、WMCグループ、NOVALAND、VNPayで、2021年シーズンのスポンサーシップ総額は1千億ドン(約4億5千万円)以上。

日本人選手を代表してスピーチを行った松井選手は「今回8人もの日本人およびJリーグ関係者がサイゴンFCに加入しました。私たち8人はビン会長の描いている、明確で長期的なしっかりとしたヴィジョンに共感し、ベトナムのサイゴンFCに来ました。私たち8人が今まで培ってきたすべての経験と知識を活かしてサイゴンFCの発展はもちろん、ベトナムと日本の両国の関係発展に寄与できるよう全力で努力していくことをお約束いたします。

また、サイゴンFCのキャプテンとして、これだけ多くのベトナム企業、そして日本企業や団体の方々に応援いただけることに大変驚いているとともに、本当に感謝しております。そして、皆さまの熱い声援に応えられるよう、スローガンである『We Are One』の精神を持って1つでも多くの勝利と感動を皆さまにお届けできるようチーム一丸となって日々努力していくことをお約束します。」と語った。

最後は、全選手が揃ってチームのスローガンである「We Are One」と声を上げ、キックオフミーティングを締めくくった。

PAGE TOP