国内市場では、欧州メーカーの大型バイクの需要がここ1~2年で落ち込んでいる。具体的には、2024年におけるドゥカティ、KTM、BMW、トライアンフなどのベトナム市場での売上高は前年比30~50%減。
これに代わってヤマハやカワサキなどの日本メーカーや、小型バイクへのシフトがみられる。バイク愛好家によると、欧州メーカーの大型バイクは日本メーカーの同一セグメントと比較すると市場価格が20~40%高い。さらに部品の国内調達率が低いことから、メンテナンス費用が高額になる。また、アフターサービスの対応店舗が大都市圏に集中しており、地方在住者にとってはネックとなる。
節約志向が高まる中で、多くの消費者がより実用的なバイクを選ぶ傾向にあるという。さらに、2025年1月1日発効の政令No.168/2024により、自動車・バイクのカスタム関連の規定が厳格化したことも影響した。
※引用元:Nguoi Lao Dong 6月1日
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