カシューナッツの輸出加工、原料を輸入に頼る

ベトナムはカシューナッツの輸出大国だが、輸出・加工需要に対する国内供給量は10〜12％にとどまり、カンボジアやアフリカからの輸入に頼る。2015年2月13日付け農業農村開発省決定No.579/QD-BNN-TTによると、2020年までのカシューナッツ栽培面積の目標は30万ヘクタール、生産能力は1ヘクタール当たり約1.5トン。

ベトナム・カシューナッツ協会（VINACAS）によると、2023年の生産能力は同1.15トンにとどまる。農業農村開発省園芸局の統計では、2023年の栽培面積は約32万ヘクタールで、2005〜2008年期から約15万ヘクタールの減少。

カシューナッツの産地・南部ビンフオック省では、ドリアン栽培に転作する農家が増えている。ドリアンは1ヘクタール当たりの農家収入が約10億ドン、カシューナッツは約4000万ドンと大差がある。

※引用元：Kinh Te Sai Gon 11月26日
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