M&A市場、活況の見通し

ベトナム通信社（VNA）によると、先ごろ開催された、「第16回ベトナムM&Aフォーラム」で、計画投資省は、国内の年初10カ月におけるM&Aは成長が鈍化したとの見解を示した。外国投資家による出資・株式取得は前年同期比10.4％減の2669件、出資総額は同29％減の約36億8000万米ドルにとどまった。

計画投資省は、M&A市場は近い将来、活況が戻り早期に回復、高成長を遂げるとみている。また複数の経済専門家は、2025年は、一時中断していたM&A案件の交渉が再開する見通しを示した。日本や韓国、シンガポール、米国など、ベトナム市場でのM&Aをけん引してきた外国投資家が再来する予測。

不動産や小売、テクノロジー、再生エネルギー、金融サービス、物流産業などの急成長、インフラやデジタル化の発展といった要素もM&Aを後押し。ベトナムのM&A市場は、東南アジアでの存在感を増している。

※引用元：Kinh Te Sai Gon 12月1日
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