在フィリピン・ベトナム大使館商務部によると、フィリピンにおけるコメの輸入需要は依然として高く、2025年は約492万~500万トンとなる見通しだ。フィリピンにとってベトナムはコメの主要供給国で、2025年は約435万トンを輸入する見込み。
ここ最近では、ベトナム米の対フィリピン輸出は、コメの輸出量、輸出額に占める割合が40~45%を占める。フィリピンではコメ価格の高騰を受け、政府が関連当局に対し原因調査を要請するなどの動きが出ており、ベトナムの対フィリピン輸出への影響も懸念される。
フィリピンでは、2025年以降もコメ輸入需要は高いとみられるが、今後はベトナム米への依存から、他国へシフトする可能性もある。ベトナムにとっては、新たな輸出先の確保と同時に、フィリピンへの輸出シェアの維持も課題となっている。
※引用元:Nguoi Lao Dong 4月14日
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