ベトナム水産輸出加工協会(VASEP)は、ドナルド・トランプ米次期大統領の政権下で、水産物の対米輸出拡大に期待を寄せる。VASEPによると、直近の5年間で、水産物の対米輸出額は年平均で約15億~21億米ドルで、最大の輸出先となっている。
年初10カ月では前年同期比15%増の約15億米ドル、2024年通年では前年比19%増の約18億5000万米ドルの見込み。ベトナム産水産物の品質は向上し、国際市場でのポジションが拡大していることから、米大統領選挙の影響は少ないとみられる。反ダンピング(不当廉売)関税や、反補助金関税といった課題はあるものの、米国市場での需要は大きい。
トランプ氏の大統領再選によって、米国が水産物の対中輸出を削減し、対米主力輸出品目であるエビやナマズの輸出が拡大することもあり得る。さらに、中国が水産物の対米輸入を削減すれば、対中輸出の拡大も期待できるという。
※引用元:VnExpress 11月10日
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