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頭上注意!汁麺も2階から降りてくるサイゴンの「吊るしフーティウ店」

ホーチミン市フーニャン区チャン・フー・チャン通り76A路地にあるフーティウ店がSNSを中心に話題になっている。馴染み客からは親しみを込めて「バーおばさん」と呼ばれているグエン・タイン・ホンさん(72歳)が営むこの店は、2000年に開業したごく普通の庶民的な食堂。以前は一日に40〜50杯を売っていた小さなフーティウ店であったが、最近では多くの人に知られるようになり、一日に70〜80杯を売り上げているという。

バーおばさんはコロナ禍にソーシャルディスタンスを守るために、2階で作ったフーティウをテイクアウト用にパッキングし、容器とロープを使って2階の窓から1階まで降ろして販売していた。その方法が非常にうまくいったため、現在もそのまま続けている。2階から商品を吊るして客に食事を提供するという独特なサービス方法が話題となり「吊るしフーティウ店」として知られるようになった。

客から注文が入ると、バーおばさんは2階で料理を用意する。出来上がった料理はタオルを敷きロープで縛られたプラスチック製の容器にのせられ、窓の外から1階に向けてゆっくり降ろされる。バーおばさんはこの作業に慣れており、スープをこぼすことなく地上の客までスムーズに料理を届けることができる。店のメインメニューは、汁入りフーティウと汁なしフーティウ(3万VND)。バーおばさんのフーティウの具材は薄切りの肉のみで、モツなどは入っていない。シンプルなので物足りない人は1万VNDで肉を追加して。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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