珈琲と茶の老舗専門店「フックロン(Phuc Long)」が今月1日に新商品を発表した。新商品はタマリンドジュース(Nước đá me)からインスピレーションを得て開発したという「タマリンド紅茶」である。
フックロンは「タマリンド紅茶は現代の風味である紅茶と、皆さんの幼少期の記憶を呼び起こす伝統的なタマリンドジュースを組み合わせたものです。タマリンド紅茶は、お客さまに馴染みがありながらも新しい味わいを提供します。タマリンド入り紅茶は、今年5月28日から6月10日までの期間限定販売で、その後の再販は現段階では予定されていません」と発表している。
タマリンド紅茶の深い茶色はタマリンドジュースに似ていて、ベトナム人にとっては非常に馴染み深い色。トッピングにはピーナッツとタマリンドソースが添えられている。味はタマリンドジュースの甘酸っぱさと、ピーナッツの香ばしさが強く、紅茶の風味はそれほど感じられないと大半の客が評価している。
疑問視されているのはその価格。SNS上では「子供時代の頃から1杯5000〜2万VND程度で購入し親しんでいた懐かしい味と大して変わらない味なのに、Mサイズ1杯5万VNDは腑に落ちない」「原価はそれほど高くないはずなのに高すぎる」という意見が多く寄せられている。しかしなかには「フックロンのような高級ブランドであれば、他の製品と比べても、この価格は妥当だと思う」という反論もある。いずれにせよ十分な注目は集めているようだ。
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