自転車シェアリング導入を検討/ 2019-06-24

写真は(C) ダナン市交通運輸局から引用

 ダナン市交通運輸局は、市街地における自転車シェアリング網の導入について調査を進めている。対象となるのは、ハイチャウ区、グーハインソン区、ソンチャ区。

 初期段階では30〜40カ所に自転車ステーションを設置、それぞれに5〜10台を常設する。重要交通地点やバス停留所に優先設置することで、公共交通機関や観光スポットなどとの連絡を図る。またバクダン通りやチャンフー通りなどでは優先的にインフラを整備して自転車専用レーンを設置する。利用者はスマートフォン専用アプリでQRコードを読み取ると、自転車の鍵が開き使用できる。利用料金は時間、日数、月単位で課金となり、決済はオンラインもしくは現金を選択できる。自転車を利用後は専用の駐輪場に返却する。

 今後は既存の導入国の事例を調査し、複数の組織に諮問を行う。

 同市における個人所有の車両の年間増加率は、乗用車が平均12%、バイクが10.5%と高い。 市は複数の公共の旅客輸送網の開発、個人所有の車両台数の増加制限、路上駐車を偶数日と奇数日で制限するなどの対策を講じている。

引用元:VnExpress 6月24日

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