新規参入サン・フーコック・エアウェイズ10月に航空券販売開始を予定

大手不動産デベロッパー、サングループ傘下の新航空会社サン・フーコック・エアウェイズが6月13日、一般航空運送事業許可書を取得。運航期間は50年、総投資額は2兆5000億VNDと公表されているこの新興航空が国内航空市場にどのような変化をもたらすか注目される。

サン・フーコック・エアウェイズは定期便ビジネスとチャーター便ビジネスを統合し、アッパー層をターゲットにしたリゾート観光サービスを提供。クアンニン省のバンドン国際空港に運航拠点を置き、国際的な観光地として名高いフーコック島を中心とするハブ&スポーク方式の航空ネットワークを構築する戦略だ。まずはエアバス社のナローボディ機(単通路機)A320/A321と、最大座席数240席、航続距離7400kmの燃費性に優れた新世代大型旅客機A321neoを主力に、今後は日韓中などの地域への国際航空ネットワークの拡大を確実にすべくボーイング社のワイドボディ機787-9および787-10の導入についても交渉を進めている。

2025年3月から12月にかけて運用準備段階を完了させるとのことで、10月末には航空券販売を開始、年内には最初の商業運航を開始する予定だ。2030年までには保有機数を31機に拡大し「空から始まる休暇」をコンセプトに、快適な空の旅と優雅なリゾートホテルステイのシームレスな融合を目指す。同社の参入によりアクセスが向上し、フーコック島が国内外の観光客にとってより身近な場所になることが期待される。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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