対EUタイヤ輸出で世界3位

商工省貿易保護局によると、ベトナムは、欧州連合(EU)向けタイヤ(トラックおよび旅客自動車用)の主要輸出国となっている。2024年には、ベトナムの対EUタイヤ輸出額は中国を上回る約2億7500万米ドルで、トップ3にランクイン。EU市場向けの同品目の輸出シェアは16.3%となった。

2022年には、同品目の対EU輸出額は約2億760万米ドルで、EU市場シェアは11.5%。 2023年は需要減にともない、輸出額は約2億170万米ドルにとどまったが、EU市場シェアは12.6%。タイヤ産業はEU諸国の重要産業。EUは域内のメーカーとの公平性を確保するために、中国産トラックおよび旅客自動車用のタイヤに対してダンピング防止関税などの措置を講じている。

ベトナム産タイヤのEU市場でのシェアが高まる中で、将来的にアンチダンピングの調査対象になる可能性も踏まえて、EU側の動向に注意が必要だ。

※引用元:Phap Luat 3月1日
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。

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