ベトナムにはベトナムならではの美しい景観と生態系を満喫できる国立公園が数多くある。とりわけドンナイ省、ラムドン省、ビンフオック省を跨ぐ広大な敷地を有するカッティエン国立公園は、ホーチミン市内から1泊2日で行くことのできる週末旅行の目的地として、自然探索が好きな方や家族連れに人気の場所のひとつである。カッティエン国立公園には、園内の自然博物館や野生動物保護センターなどを巡るツアーに加え、夜間の野生動物の様子が観察できるナイトサファリもある。
カッティエン国立公園のナイトサファリは何年も前から実施されているが、大々的に宣伝はされておらず、あまり知られていなかった。ところがここ数か月は休日・週末は常に予約がいっぱいで、1か月以上前から予約していたという観光客も多い。ナイトサファリは毎晩午後6時30分から開催される。ガイドが同乗する上部開閉式の車に乗って、12kmの距離を約1時間かけて見学しながら移動する。
園内に生息しているのはすべてこの地域の野生動物であり、他の場所から持ち込まれて飼育されている種はいない。ツアーでは、鹿、猪、ヤマアラシ、ウサギ、イタチ、リスなどの動物、そして運が良ければガウルに出会うこともできる。ドキュメンタリー番組でしか見られないような自然条件下での動物たちの夜間の捕食活動などを目の当たりにし、ツアー参加者は興奮を露わにする。料金は大人15万VND(定員4名以上)~50万VND(定員1名)、子供は大人の半額となっている。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!