中国の人気TikTok撮影スポットにそっくりな場所がダラットにある⁉︎

ラムドン省ダラットの中心部、スアンフーン湖のすぐ近くにある小高い丘「スオン・グエット・アン坂」に最近、昼夜を問わず多くの人が集まっている。足元には人々で賑わう大通りと美しいスアンフーン湖、そして遠くにはラムビエン広場にあるアーティチョークの花のつぼみの形をしたガラスパビリオンが見えることから、この場所は以前よりダラットを良く知る観光客が立ち寄る、穴場夕日撮影スポットのひとつであった。

そのスオン・グエット・アン坂が最近になって突如大人気になった理由は「大理トレンド」にある。「大理トレンド」とは、2010年に中国雲南省大理市にある蒼气大道で、韓国のヒップホップアーティストMCモンの楽曲「Sick Enough to Die」に合わせて撮影された一連の動画を指す。湖と山々を背後に交通量の多い蒼气大道の中心に立っているかのように見える動画は、SNS上で何百万回も視聴された。この大理市で撮影された写真と同様の写真を撮る条件が揃っているとして今ダラットのスオン・グエット・アン坂が注目されている。

撮影方法は非常にシンプル。道路の端に立ち、背後の大通り全体が入るように撮影するだけ。「大理トレンド」同様に街の風景をしっかりと映し出すならば日中がおすすめだが、街の光とライトアップされたラムヴィエン広場のアーティチョークのつぼみが幻想的な夜間の撮影も人気があり、夜になっても若者たちの列は絶えない。なかには数十万VNDで雇ったカメラマンと同行する人もいる。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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