ホーチミン市3区のホー・スアン・フオン体育館にて「コーギーマラソンベトナム2022」が初開催された。会場には70組以上のコーギーと飼い主、数百人の観客が集まり、競技と交流に参加した。
レース開始1時間程前から体育館の周りにはペットを連れた飼い主や多くの観客が列を成した。チケット価格は5万~10万VND。主催者によると約600人が来場したという。会場に入るコーギーには、会場内での排泄を避けるために、おむつの着用が義務付けられた。4本足の「アスリート」たちは、スタッフによる健康検査やネイルチェックを受けた後、ゼッケンの付いたシャツを着てレースに備えた。各レースには12頭が参加。審判の合図とともに、ケージのドアが一斉に開き、12頭のコーギーがフィニッシュラインを目指して走った。コースの長さは約40メートルと、ドッグレースには十分な長さ。最終的に2頭が決勝に残った。
組織委員会の委員長は「ペット好きのコミュニティをつなぐ遊び場を作ることがレースを開催した目的。コーギーを選んだのはユニークな顔と可愛らしい見た目が理由」と話す。レースは約1時間にわたり開催され、背番号4番のコーギー「キャット」ちゃんが初代チャンピオンシップのタイトルと賞金1000万VNDを獲得した。会場には、コーギーだけでなく、プードル、ポメラニアン、チャウチャウ、ダックスフントなども集まり交流を深めていた。今後は他の県や市でも、同様のイベントの開催を予定しているとのこと。
編集ライターB?o
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