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Z世代の間で流行中「山を登るのを手伝ってください」ってどういう意味?

ツアーガイドが団体客を相手に使った「この山を登るのを手伝ってください」というフレーズがTikTok、Facebook、Threadsなどで急速に広まりひとつの現象となっている。このシンプルなフレーズは、気まずい状況や恥ずかしい状況に置かれた際に、その窮地から救ってもらえるように誰かに助けを呼びかけるキャッチフレーズとして使われている。

シンプルで分かりやすく柔軟性があり、様々な状況で応用できること、また誰もが日常的にこのフレーズを活用できるような状況に陥りやすいことから、「この山を登るのを手伝ってください」は急速に浸透した。オンラインコミュニティ内では「山にはもうスペースが残っていません。ビーチまで降りるのを手伝ってください」「山を登り、下山するのを手伝ってください」など、様々なバリエーションが生まれ、このトレンドはさらに面白さを増しながら広まっている。

このトレンドに関連した多くの動画、写真、コメントのなかには、投稿からわずか数時間で数万件ものリアクションを集めているものもある。「山を登るのを手伝ってください」というフレーズは、もはやツアーガイドやツアー客だけのものではなく、ベトナムの若者たちの多彩なデジタルライフを豊かにするベトナム独自のオンライントレンドへと発展した。このトレンドは、実生活で使用されているシンプルな言葉を、新たなデジタル文化のシンボルへと転換させるZ世代の極めて柔軟な言語的創造性の表れともいえるのではないだろうか。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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