ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線の市民向けの試乗体験が12月13日に開始した。試乗体験をした人々による写真や投稿が次々とSNS上で拡散され、開通を待ち望む市民のはやる気持ちに拍車をかけた。
今回のホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線の開通は、同市の現代的な公共交通システムの発展における大きな一歩となる。ホーチミン市の中心部とスイティエン地区を結ぶメトロ1号線は、全長約20kmで、沿線には地下3駅と高架11駅の計14駅が設置されている。ベンタイン駅は、たくさんの光を取り入れるアトリウムを設けた現代的な空間デザインが特徴で、すでに多くの人々の注目を集めている。
試乗体験をした人々の多くは「走行が滑らかで速く、非常に現代的」「案内板やアナウンスも分かりやすく、初めて利用する人でも迷うことなく利用できる」「世界クラスの交通システムを体験しているような、清潔でモダンな空間」など肯定的な感想を共有している。一部ではソウルやバンコクなどの大都市のメトロシステムと比較するような声もあり、市民の評価も上々のようだ。
利便性だけでなく、手頃な料金設定にも期待は集まっている。運賃は乗車区間の距離によって異なり、6000~2万VND(非現金決済の場合)と非常にリーズナブル。1日乗車券は4万VND、学生割引や通学定期券も用意されている。メトロ1号線は2024年12月22日に商業運転開始予定で、最初の1か月間はホーチミン市在住のすべての人が無料で乗車できる。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!