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ハノイ市ザラムのおこわ屋台に朝5時から行列ができる3つの理由

ハノイ市内には早朝から美味しいおこわ(Xôi)が食べられる店が数多くあるが、ハノイ市ザラム地区にある一軒のおこわ屋台が、今若者から絶大な人気を集めている。近隣住民だけでなくホアンマイ区やハドン区、バディン区など遠方からわざわざこの屋台を訪れる人が後を絶たない。

実はこの屋台は人気TikTokerのホアン・ズオン氏の妻が営む店。ズオン氏がおこわ販売を手伝う様子を撮影した動画がSNSで話題になり、彼のファンたちがこの小さな屋台を訪れるようになった。しかしズオン氏に会うことを目的に訪れたファンたちも、次々とおこわの美味しさに魅了されてリピーターになっているという。客の一人は「午前4時から並び、6時近くになってようやくおこわを買えました」と話す。

この屋台にはピーナッツ入り、トウモロコシ入り、ガックフルーツ入りなどの伝統的なおこわから、ウズラの卵入り、ココナッツ入り、蓮の種入りのおこわまであり、とにかく選択肢が豊富。どのおこわも丁寧に炊き上げられていて、程よい弾力があるのに柔らかく香り豊か。エビペースト入りのおこわは1万VND、ポークロールを追加すると1万5000VND、豚肉の煮込みを追加すると2万VNDと、いずれも手頃な価格で、好みや予算に合わせてさまざまなおこわを選ぶことができる。またこの屋台の魅力は、料理の質だけでなく、親しみやすく温かい雰囲気にもある。シンプルなおこわ屋台は、今やザラム地区スイ市場の若者たちが集う特別な場所となっている。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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