英国のタイムアウト誌(Time Out)が「世界で最もクールな街ベスト38」を発表。同ランキングは、グルメ、芸術、文化、街並み、コミュニティ、地域の独自性などを評価基準に、同誌の編集者やライターが各地域の専門家と共同で実施した実地調査の結果に基づいている。
同ランキングで注目すべき点は、外国人コミュニティが多く集まるホーチミン市直轄トゥードゥック市タオディエン街区が、今回初めてランキングに名を連ね、見事16位にランクインしたこと。タイムアウト誌はタオディエン街区を「歩道には木陰が広がり、多くの飲食店、スパ、アパレルショップが立ち並ぶエリア。グルメ、文化、芸術が揃う、創造性と独自性の豊かな場所として知られている」と評価している。
タオディエンは高級住宅街としても知られており、深夜まで営業しているバーや高級レストラン、国内のファッションブランドや手工芸品を購入できる店などが多数ある。毎週土曜日と日曜日に開かれるウィークエンドマーケットでは、手頃な価格で衣類やアクセサリー、本などを手に入れることもできる。
なおランキングで1位に選ばれたのはノートルダム・デュ・モン(フランス・パリ)。アジアからは3位にペレレナン(インドネシア・バリ島)、4位にソンスドン(韓国・ソウル)、15位に学芸大学(日本・東京)、27位にエカマイ(タイ・バンコク)、33位に九龍(香港)、37位にオーチャード(シンガポール)、タオディエンを含め計7つの街がランクインした。
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