ハザン市で有名な写真撮影スポットのひとつである、0km地点の交通標識を模したアイスクリームの写真がSNS上に多数投稿されている。0km地点とは、ハノイ市とハザン市を結ぶ国道2号線の起点のことであり、同地には立派な石柱もあるが、アイスクリームのモデルになっているのは石柱ではなく、グエンチャイ通り沿いにある赤と白の道路標識である。アイスクリームは、道路標識と同じ縦長の山形で、中央には道路標識と同じ文字が書かれている。
実際の道路標識から約10mの地点に店を構え、このアイスクリームを販売するショップのオーナーは、「中国の観光名所で販売されている、名所のシンボルを模ったアイスクリームにインスピレーションを得て販売を始めました」と話す。アイスクリームの型とパッケージは、オーナーが独自にデザイン。「形がユニークなだけではなく、観光客が楽しめるよう、ドイツから輸入した原料を使用して暑い気候でも溶けにくいよう工夫をしました。品質にも形状にも自信があります」と同氏は話す。
アイスクリームは1本3万5000VNDで販売されている。アイスクリームにしては少々高いと感じる地元観光客も多いようだが、ハザンを訪れた際の楽しい思い出として、付加価値のある新しい商品であることは間違いない。ピーク時には1日約300本のアイスクリームが販売されている。人々はアイスクリームを購入してすぐに0km地点に向かい写真を撮り、その後店に戻ってゆっくりとアイスクリームを味わっている。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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