観光客にも環境にも優しい街を目指して観光用電気自動車の運行開始

ホーチミン市で4月12日より公式運行が開始された観光用電気自動車が、乗客の注目を集め始めている。市内中心部における観光客の送迎、体験ツアーの提供を目的に、現在70台の観光用電気自動車が稼働している。運転手とスタッフは公式の制帽と制服を着用し、ツアーの間に市内の観光名所や特徴を簡単に紹介してくれる。

観光用電気自動車の運行範囲は、現状ホーチミン市内のいくつかのエリアと通りに制限されている。利用客は一回毎の利用または時間単位で電動車を借りることができる。運賃は、日中(18時まで)のは30分当たり12万VNDで、夜間(18時以降)は30分当たり25万VND。また10分毎に日中は4万VND、夜間は8万VNDのサービス料金が発生する。観光用電気自動車による観光ツアーは、団体での利用が奨励されている。この観光ツアーは観光客が安全にホーチミン市の魅力を体験できるようにデザインされている。

実際にサービスを利用した乗客は「最初は安全性について抵抗がありましたが、実際に体験してみるとオペレーターの乗客への配慮が素晴らしく、防御ガラスなど乗客の安全を確保するための機能が充実していることもわかりました。5~7人のグループで利用できることを考えれば、30分12万VNDの時間貸しの料金もリーズナブルだと思います」と話す。一定期間の運行後、利用者のフィードバックをもとに有効性を再評価し、価格の調整、文化史跡などを含んだ運行区間の拡大が行われることが期待されている。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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