ある噂が広まったことをきっかけに、ホーチミン市内やSNS上で、最近「Trạng」という名前のバインミー店が話題になっている。時間帯によっては、オーダーが殺到し、フードデリバリーアプリ上でも一時的に注文受付が休止されることもあるようだ。
注目されるようになったきっかけは、同店で販売されているバインミーが、ホーチミン市内で値段も質も最高峰といわれている有名バインミー店「Huynh Hoa」のバインミーに似ていて、消費者から「真似をしているのではないか」といわれたこと。ところが真相は真似ではなく、仲違いによってHuỳnh Hoaから離脱した人物が「Trạng」を展開し始めたというものであった。故に2人の店主も目下話題の中心となっている。
Trạngのバインミーは大きめで、パテ、ジャンボン(ももハム)、ベーコン、ソーセージ、チャーシューなど、具材たっぷり。Huynh Hoaのバインミーを食べたことがある人は、形状を見れば一目で同店のバインミーを思い浮かべるであろう。価格はどちらの店も同じ6万8000VNDで、他店と比べると強気の値段設定になっている。
店の前にはいつもフードデリバリーのドライバーと一般客の長い列ができており、30分以上待つことも少なくない。客のなかには数十個購入する人もいる。客たちは「Huynh Hoaのバインミーに90%類似している」「材料は似ているが、味は異なる」などと評価しており、どちらにもそれぞれの強みがありそうだ。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
Follow me!
