米国発ピックルボールにベトナムの若者が夢中になる理由とは?

ここ数年、米国を起点に世界中に旋風を巻き起こし、急速に競技者人口を増やし発展しているスポーツ、ピックルボール。ベトナムでは今年に入ってから普及が進んだばかりだが、すでに多くの人を魅了している。現在ベトナムには、ハノイ市・ホーチミン市を中心に全国に約25のピックルボールクラブがある。

人々がよりアクティブになる夏に向け、今ピックルボールは急速に広まりつつある。プレーヤーは「パドル」と呼ばれる専用ラケットを使用し、テニス同様、ネット越しにボールを打ち合う。屋内でも屋外でもプレイできる他、シングルスまたはダブルスで対戦でき、家族や友人グループで気軽に楽しめる。

ピックルボールの魅力は、まずコートが小さくパドルとボールも軽量で、筋力や日頃の運動量が少ない人でも始めやすく、年齢や性別に関係なく誰もが参加できる点にある。テニスに必要な持久力、卓球に必要な俊敏性も求められない。またコートや道具がスタイリッシュで、ピックルボールのプレーヤーがおしゃれに見えることも、人気の理由のひとつ。このような理由で気軽に始めたところ、その面白さやダイエット効果、健康促進効果に魅せられる人も多いようだ。

パドルの購入価格の相場は80万〜200万VND程度で、レンタルの場合、1時間15万〜25万VNDが相場。若者たちは「コートがコンパクトでプレイヤー同士の連携も高まります。週に3〜4回はプレイする予定です」「集中力と思考を要するので、ストレス解消に役立ちます」と話す。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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