パシフィック航空、全リース機材を返却

情報筋によると、3月18日、パシフィック航空は債務再編に向けてリース機材をすべて返却した。同航空では、債務負担の増大、キャッシュフロー不足など財務状況が悪化している。

パシフィック航空は今後、ベトナム航空の航空機格納庫を借りて航空運送事業許可(AOC)を保持するという。VNAは現時点で、パシフィック航空の事業活動計画について正式な発表はしていない。

パシフィック航空は、ベトナム初の格安航空会社で、オーストラリアのカンタス航空グループが出資した。しかし、2020年10月には、カンタス航空がVNAに株式の30%を譲渡した。2022年第1四半期以降には、VNAの持株比率は約99%となった。

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