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真夏のブンタウでの「雪探し」が人気に…毒ヘビへの注意も忘れずに

今年の初め、寒波の影響を受け、ベトナム北部ランソン省のマウソン山などで樹氷が見られ、美しい冬景色を一目見ようと多くの観光客が同地に集まったことは記憶に新しい。最近になって、南部のブンタウでも雪景色が見られるとSNSで話題になっている。とはいえもちろん、この時期にブンタウで見られる「雪」は、雪ではない。

木々を白く飾っているのはコットンフラワー(綿花)。花のような外見で、コットンフラワーと呼ばれるものの、白い部分は実は花ではなく果実である。この時期になると、熟した果実が弾けて開き、中から真っ白な綿毛が飛び出す。真っ白な綿をまとった木々が集まると、まるで雪景色のように見えることから、若者たちが南部の「雪景色」という楽しい呼び名をつけて「雪探し」が始まった。ブンタウ市内で、綿花の綿毛がたくさん見られる場所は、すでにSNSで広く拡散されていて多くの観光客が集まっているが、なかでも灯台に続く滑らかで真っ直ぐな道は、コットンフラワーに囲まれて雪景色のような写真が撮れる最高の場所と言われている。

乾季で晴天が続くこの時期に、これらの場所で美しい写真を撮ることは難しくない。観光客は日差しの強い時間帯を避け、柔らかい日差しの中でリラックスしながら写真撮影をしている。ただひとつ、枯れ葉によく似た色の毒ヘビが地面に落ちた綿の下に隠れていることもあることから、地元の人々はコットンフラワーを求めてブンタウを訪れる観光客に対し、毒ヘビへの注意喚起を促している。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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