不思議な動き方をする手作りの馬車に乗って街を散歩する男性の動画がSNSで共有され話題になっている。男性の乗る馬車を引くのは、口から煙を吐きながらぎこちなく歩く鉄製の馬。遠くから見ると本物の馬のようにも見えるが、よく見れば馬には後足がなく、前足の隙間からは鉄製の枠が見える。馬がゆっくりと歩く様子を目にしたネットユーザーたちはその独創性と技術力に驚きの声をあげている。
鉄製の馬と馬車の製作者は、ホーチミン市ビンチャン在住のチャン・ヴァン・ズンさん。幼い頃から機械製造や機械修理に興味を持っていたチャンさんは、機械工になるために勉強したが、機械工にはならなかった。手作りの鉄製馬車を見かけた彼は、自分の能力を試してみようと、ひとりで鉄製馬車を製作することを思い立ち、完成した馬車に乗って自宅の周辺を散歩するようになった。せっかく作るのであれば本物の馬に似た馬を作りたいと、馬の写真を見ながら本物の馬に近いプロポーションになるよう、馬車のフレームを作ったという。
彼の馬車は、2本の鉄製の足、2つの大きな車輪がついた荷車、車を牽引するエンジンから成る。「6kmの距離を移動するのに約2時間はかかるので、現時点では近所をゆっくり散歩する程度しかできませんが、これほどに独創的な乗り物を持つことは誰にでもできることではないので満足しています」と彼は話す。誇らしげに自宅の周辺で手作りの馬車を散歩させているチャンさんの姿を、多くの人が不思議そうな顔で撮影している。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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