宝くじ券、南部の売上9割

財務省によると、2023年の全国における宝くじの売上高は前年比11％増の約153兆370億ドンに達した。このうち当選金の支払の充当分が約50％を占めた。納税額は前年比10.3％増の約45兆160億ドン。そのうちインターネット宝くじが3.4％を占める。宝くじの消費額は、1日換算で約4200億ドンとなっている。

全国には、宝くじを販売する企業が64社あり、そのうち63社は全国の各省・中央直轄市にある従来型の宝くじ販売企業、残りの1社はインターネット宝くじ社（Vietlott）。宝くじ市場は安定成長を遂げており、娯楽サービスとしての需要を満たし、雇用創出や財政にも貢献している。その一方で、従来型の宝くじ券の売上シェアは、南部が全国の93.3％を占めており、全国で差があることも課題となっている。

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