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話題性抜群!友人や子供への手土産にも喜ばれそうなワニ型のパン

パンは、ベトナムの食文化を語る上では外せない存在。伝統的なバインミーから、ビッグパン、ロングパン、角パン、ミニパン、ドラゴンフルーツパンなど、ベトナムの人々はあの手この手を尽くして味も形も改良しながら、様々なパンを作り上げてきた。そして今、ホーチミン市内の多くの若者を惹きつけているのが、大きなワニ型のパンだ。

大きなワニ型のパンが買えるのは、ビンタン区ホーホックラム通りにある小さなベーカリー「Lo Banh Mi 7.7」。ドラゴン、蜘蛛、カメ、カニなど10種類以上の生物の形をしたパンが店頭にずらりと並び、価格はひとつ5万VND前後で販売されている。なかでも1番の人気は店の軒下にもぶら下がっている、枕ほどの大きさのワニ型のパン。味はいたって普通の食パンと変わらないが、そのユニークな形に惹かれたくさんの人がワニ型のパンを購入していく。

店主のフックさんによると、ワニ型のパンは実は偶然の産物だったそう。パンを作っていた際に、表面にワニのウロコのような模様ができてしまったが、あまりに見事な模様だったので、遊び心でそのパンに足と頭と目をつけて店頭に飾ったところ、多くの客がそれを欲しがったことがきっかけだという。

最も時間がかかるのは成形の作業。忍耐強く丁寧に細部まで形を整えるため、ひとつのパンを成形するのに7~8分かかる。オーブンから取り出した熱々のパンに、ゴマをふりかけ、香りのよいドリアンバターを塗って仕上げる。形だけでなく味の評判も良い。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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