ビンズオン省の男性TikTokerが投稿した、まるでギターのように引き伸ばされたローストダックの動画が何十万回も再生されている。TikTokerの男性が動画で説明しているように、このレストランでは、アヒルの骨をすべて取り除いて皮と身を平らに広げ、串を使って丸型の焼き網に固定してローストしている。焼きあがったアヒルがギターの形に見えることから、この料理はギターダックと呼ばれている。焼きあがったアヒルは焼き網からはずして一口大に切って提供される。通常のローストとの1番の違いは、油が抜けて皮がパリッと仕上がることだ。
ギターダックの発祥地はタイまたは中国と言われており、特にタイではそのユニークな外観からかつてブームとなったこともあり、今でも観光客に人気の料理のひとつとして知られている。本場タイではアヒルの骨を丁寧に取り除き、15種類以上のスパイスやハーブをすり込み、特製のタレをかけてから天日干しにする。その後じっくり蒸し焼きにしてから最後に油で揚げるという、なんとも手間のかかる料理なのである。
ギターダックの魅力は見た目だけではない。確かに名前と見た目に誘われて興味を持つ人が後を立たないが、ギターダックのカリカリの食感は他の調理法では再現できない。実際に食べてみたら予想以上の美味しさにはまったという人も多く、一日に数百羽のギターダックを売る店もある。1羽当たり26万VND程度が相場だが、なかには1羽60万VND近くする高級ギターダックもある。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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