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田園風景に鮮やかな色を添える「孤独な火焔樹」に人が集まる

燃える炎のような真っ赤な花を咲かせた火焔樹(カエンジュ)の木に多くの人が魅せられている。この木があるのはホーチミン市12区。青々とした田畑に囲まれた畦道に1本だけ静かに力強く立つ美しい姿がSNSで話題を呼んでからは、多くの人がその様子を眺め、写真に収めようとわざわざ早起きして遠方から訪れている。

火焔樹、火焔木(カエンボク)、または鳳凰木(ホウオウボク)と呼ばれるこの花木は、西アフリカ原産のノウゼンカズラ科の常緑高木で、ベトナムでは例年5月から6月にかけて鮮やかな花を咲かせる。ベトナムの人たちにとって、真っ赤な火焔樹の花は、伝統的な白いアオザイを着て友達と一緒に学校に通った日々を思い出させる特別な花である。

この木の持ち主であるフオンさんは、「この土地に移住して1年後、今から8年前にこの木を植えました。4年前に花が咲き始め、去年は今年以上にたくさん花が咲いて見事だったのですが、今年になってなぜかたくさんの人がこの木の写真を撮りに来るようになりました。いつでもどなたでも歓迎しますが、枝を折ったり、ゴミを捨てたりしないように願っています」と笑顔で話す。観光客は「約1時間半かけてこの場所に来ました。見渡す限り一面緑色の田園風景の中に火焔樹の鮮やかな赤色が良く映えて、とても魅力的な写真が撮れました」と話す。数か月前までは畦道にひっそりと立っており、SNSで「孤独な火焔樹」と呼ばれた火焔樹は、地域住民や旅行者が集まる新しい地域のシンボルになった。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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