【2020年】『無印良品(MUJI VIETNAM)』ホーチミン市にベトナム1号店が7/31(金)に新オープン!ポップアップストアに実際に行ってみた

こんにちは、週刊Vetterです。本日は、あの『無印良品』がベトナムにオープンしたということで、今回Vetter編集部が店内の様子を見にいきました。

「ベトナムの店舗はどんな雰囲気なの?」「商品のラインナップは?」など、ベトナム1号店の様子が気になる読者に向けて、最新の情報をお届けします!

待望のベトナム1号店!ホーチミン市に『無印良品』が登場!

『無印良品』がホーチミン市1区の商業施設PARKSON内1階にポップアップストアとして登場しました。

海外では『MUJI』ブランドとして打ち出している無印良品。ベトナム進出については2年ほど前から発表されていましたが、現地ファンも待望の先行トライアル店舗が2020年7月31日(金)、ついにオープンしました。

無印良品とは?
1980年12月、株式会社西友のプライベートブランドとして40品目でデビューした「無印良品」は、現在では約7,000品目を展開するブランドへと成長しています。(中略)「無印良品」の企画開発・製造から流通・販売までを行う製造小売業として、衣料品から家庭用品、食品など日常生活全般にわたる商品群を展開しています。(コーポレートサイトより)

合理的な価格で〝良い品〟を提供するブランドに育てたいという想いと、英語のノーブランドグッズ (no brand goods) を和訳した「無印良品」がブランド名の由来。

また、無印良品は海外ではすでに合計556店舗(国内・海外計1,033店舗)を展開しています(2020年2月時点)。

特にイギリスやフランスなど、欧米諸国でも人気のMUJIブランドですが、東南アジアでは、タイ19店舗、シンガポール12店舗、マレーシア8店舗、インドネシア6店舗、フィリピン5店舗がすでに先行しており、ベトナムでは今回のポップアップストアが1号店となります。

オープン当日の様子を大公開!

それではさっそく、オープン初日の様子をご紹介します。

場所は、ホーチミン市内のVincom Center(ビンコムドンコイ)の向かいにある、商業施設PARKSON内1階となります。

当日9時30分のオープンを前に、店の外は入店待ちの来店客による行列ができていました。当日は、おおよそ10分ほどで建物内に入ることができました。

係の指示に従い、ソーシャルディスタンスを保ちながら列に並ぶ来店客

PARKSON内1階の奥へ進むと、『MUJI(無印良品)』の看板を発見しました。

『MUJI』の看板が光るポップアップストアの入口

つづいて、店内の商品ラインナップをご紹介

それでは、店頭に並ぶ商品を順番に見ていきたいと思います。今回のポップアップストアの発売では、衣料品・ヘルスアンドビューティー・文房具・掃除用品など幅広いジャンルの中から、厳選した商品を取り揃えているとのこと。

衣料品では、天然素材の綿を使ったTシャツや麻素材のワンピースなどの商品がズラッと並んでいます。

生活雑貨の部門では、日本の店舗でも見かけたことのある白を基調とした無印良品の商品が陳列されていました。

ポーチやバインダー、ノートなどが揃う文房具コーナーもあります。

そしてなんと!今回は特別に、日本人の担当者にお話を伺うことができました。商品のことからベトナムでの店舗展開まで、詳しく話を聞いてみたいと思います。

日本人担当者にお話を伺いました

ベトナム1号店、オープンおめでとうございます。
今回のポップアップストアについて、ぜひ詳しく聞かせてください

日本人担当者
ありがとうございます。『MUJI』は、「わけあって、安い」をキャッチフレーズに、リーズナブルで暮らしに役立つ商品をご用意しています。

ベトナムでも同様に、日本品質の『良品』を多くのお客様に使って頂けるように、お求めやすい価格設定を心がけています。

暮らしに役立つ価格での提供を心がけている『MUJI』

ベトナム1号店での商品ラインナップには、どういった特徴がありますか

日本人担当者
今回のポップアップストアでは、MUJIブランド全ての商品ではなく、コアな商品のみを取り揃えています。

また、衣料品でもベトナム国内で生産している商品も多く、たとえばカットソーに関しては、全体の約8割がベトナムで作られた商品となります。

ベトナムで生産された商品も多く取り揃えている

今回、店頭には見られなかった家具や食料品については、グランドオープンに向けて、現在準備中とのこと。

ベトナムでの商品価格は、日本よりも安いのでしょうか

日本人担当者
価格については、日本と同程度のものもあれば、それよりも安く提供している商品もあります。ベトナムの消費者に向けた販売では、幅広いお客様にもお買い物を楽しんでもらえるよう、お手頃価格に設定しました。
SHORT SLEEVE T-SHIRTの価格は、199,000VND+税
日本人担当者
価格だけでなく、生地には撥水加工を施し、ショルダーを外してポーチとしても使えるサコッシュなどの人気商品も幅広く取り揃えました。
人気のサコッシュバッグは、199,000VND+税

ベトナム国内の販売では、どんな商品・ジャンルに注力しますか

日本人担当者
力を入れていきたい商品ジャンルは大きく2つありまして、1つはボールペンなどの文房具・ステーショナリー、もう1つは化粧水などのヘルスアンドビューティーの商品になります。

学生もよく使うボールペンはベトナムでも人気で、現地の方がすでにMUJIが展開しているマレーシアやタイなどに旅行に行った際に、MUJI店舗で購入したボールペンをお土産で買うことも多いと聞きます。ベトナムで購入可能な一般的なボールペンと比べても、MUJIのボールペンは使いやすいと、ベトナムの方にも定評がありますね。

ベトナムの消費者からも人気を集めている、MUJIの文房具雑貨

また、ベトナムでは青色のボールペンがよく使われるため、現地のニーズに合わせて在庫も調整しているようです。

ベトナム国内でよく使用される青色も、ご覧の通りの在庫量
日本人担当者
2つ目にヘルスアンドビューティーに関しては、MUJIの化粧水が人気商品の一つです。
人集りができているヘルスアンドビューティーのコーナー

今回のポップアップストアは、グランドオープン前のテストマーケティングも兼ねていて、同店での売上を踏まえ、今後強化すべき商品ラインナップの戦略を考えていくとのこと。

ベトナムでも人気を博しているMUJIの化粧水

ベトナムでの商品ラインナップの特徴を教えてください

日本人担当者
ベトナムでは東南アジア特有の気候と、ベトナムでの生活文化を加味した品揃えを意識しました。

たとえば、衣料品に関しては、大きく厚手・普通・薄手の生地で分かれますが、ベトナムでは普通〜薄手の生地が多く、Tシャツも長袖よりも半袖を多く生産しています。

衣料品は、現地の気候に合わせ、春夏物を中心としたラインナップ

今後のグランドオープンの予定について、教えてください

日本人担当者
グランドオープンは、2020年内を予定しています。売り場面積も、1階のフロアや2階も含めて拡張する予定です。今回のポップアップストアでは厳選商品のみの販売となりますが、グランドオープンの際には商品ラインナップもさらに増やします。
2020年内のグランドオープンを目指す『MUJI VIETNAM』

最後に一言、よろしくお願いいたします

日本人担当者
現在東南アジアでは、タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・フィリピン(+ベトナム)で店舗展開をしておりますが、今後東南アジア地域の限定商品の企画も構想中です。ベトナム国内でもよりたくさんの方々にMUJIの商品をお届けできればと思います。
無印良品のボールペンとノート

いかがでしたでしょうか。レジ周りでは、買い物かごがいっぱいになるくらい大量に商品を購入していくベトナム人客の姿も散見されました。

ベトナムは小売マーケットの成長率も高いため、MUJIのベトナムでの今後の展開がますます楽しみです。

ホーチミン市内のMUJIポップアップストアは、9:30−22:00の時間で営業中。この週末にぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

店舗情報

MUJI Vietnam

住所 Parkson Saigontourist Plaza,35-45 Le Thanh Ton Street, District 1, Ho Chi Minh City, Vietnam
営業時間 9:30−22:00
公式ウェブサイト www.muji.com/vn/
公式Facebook /MUJI-Vietnam/

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