【みんなのヘルスケアQ&A】Prestige International Vietnam Co.,Ltd.|秋から赴任予定です。その時期にはやる病気やベトナムでよくかかる病気はありますか?

ハノイ市在住50代男性
秋から赴任予定です。その時期にはやる病気やベトナムでよくかかる病気はありますか?
伊藤 愛子 氏
ベトナムへの赴任が決まり、準備を進める中で気になるのが現地での健康面や医療事情。「自分や家族が病気にかかったらどうしよう」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。今回はベトナムでよく見られる病気と、秋特有のリスク、そして赴任前から備えるべき対策についてご説明します。
1. 秋のベトナムで流行する主な感染症
• デング熱: 雨季の終盤にあたる秋は水たまりが増え、蚊が急増します。症状は突然の38℃以上の高熱や激しい頭痛、関節痛が特徴です。ベトナム現地ではデング熱ワクチンの接種を受けられる医療機関があります。対象年齢や条件があるため、渡航後に日系・外資系のクリニックへ相談すると良いでしょう。
2.ハノイ(北部)とホーチミン市(南部)の気候と病気の違い ベトナムは南北で気候が大きく異なり、注意すべき病気も変わります。
• ハノイ(北部):秋から冬への移行期で呼吸器トラブルが多発します。乾季に入るため空気の停滞や乾燥が進み、PM2.5などの大気汚染が深刻化することが原因です。インフルエンザや風邪、喘息・気管支炎などの呼吸器系疾患が急増します。外出時の高機能マスク着用や空気清浄機の利用が必要です。
• ホーチミン市(南部):年間を通じて明確な四季がなく、秋も雨季の真っ只中で高温多湿が続きます。激しいスコールが頻発するため、水たまりで繁殖するデング熱のリスクがハノイ以上に通年で高めです。また、年間を通じて傷みやすい食品による食中毒やA型肝炎にも警戒が必要です。
3. 赴任前の健康準備 渡航前は厚生労働省検疫所FORTHのWEBサイトで渡航前に推奨されている予防接種をチェックし、接種しておきましょう。 渡航後も各医療機関で継続して接種が可能です。また、万が一の入院や搬送に備えて海外旅行保険・赴任者保険へ加入しておくことが安心です。

こちらの専門家に解説していただきました

ロータスクリニック:伊藤 愛子 氏
伊藤 愛子 氏

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