路地裏にあるカジュアルな飲食店や小さなカフェは、ホーチミン市のチャームポイントのひとつ。最近チョークアン区(旧5区)チャンフー通りに登場したテイクアウト専門の小さなドリンク店は、ユニークな接客スタイルで多くの若者たちの好奇心をくすぐっている。
「ロープドロップ」の愛称でも知られる同店には、店員が客を出迎えるカウンターはない。オーナーのベオさんは客が来ても階下に降りることはなく、建物の二階の窓から客の注文を受け、二階でドリンクを作る。出来上がった飲み物はバスケットに入れ、二階の窓から階下の客目掛けてゆっくりと下ろす。商品を受け取った客は同じバスケットに現金を入れ、ベオさんが紐を引き上げて現金を受け取るのを見届ける。同店の接客スタイルを目撃した通行人は皆、驚きながら上階を見上げてその様子を見守る。目立つ看板も広々としたスペースもないこの店は斬新な販売方法ひとつで瞬く間に人気店になった。
店舗がある建物は、ベオさんの友人の祖母の家。路地にある家々の家主には、一階を貸し出し、家主自身は上階に住んでいて、宅配が来た際にはロープでカゴを下ろして荷物を受け取る人が多いという。その様子を見てベオさんは自分の店でも同じ形式で接客をしようと思いついたそう。当初は客に不快感を与えてしまうのではないかと心配していたというが、予想に反して大人気となった。同店の成功は若い起業家の柔軟性と創造性、新しいことを楽しむホーチミン市の人々の心の豊かさの表れではないだろうか。
住所:Seobu Stand – Hem 6 Tran Phu St., Cho Quan Ward, HCMC

こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!































