ハノイのホアンキエム区、毎日多くの人々が行き交うハンチョン通りとバオカイン通りの交差点近くに、新聞を読むことを楽しむユニークな空間「Nhan Dan新聞閲覧ステーション」がオープンし、多くの若者たちが足を運んでいる。「読書ステーション」と呼ばれ親しまれているこの場所は、アナログとデジタルの新聞を融合させ、クラシックでありながらも新しい独特の体験を提供している。
黄色を基調とした読書ステーションの空間は温かみがあり、懐かしい雰囲気が漂っていて、昔のハノイに少しだけタイムスリップしたかのような感覚をもたらす。読書ステーションに置かれている新聞は毎日更新されていて、全ての印刷物を完全無料で楽しむことができる。
訪れる客のほとんどは30歳以下の若者層で、特に学生が多い。読書ステーションでは、新聞を読みながらコーヒーやケーキを楽しむことができる。多くの人がここで過ごす時間を「とても穏やかで心地よい」「ハノイらしい素晴らしい朝のコンビネーション」と表現している。ドリンクはコーヒー、フルーツティー、タピオカティーなどがあり価格は3万5000〜14万5000VND。クッキーやミルフィーユなども4万5000〜11万VNDで一緒に注文できる。またNhan Dan新聞のロゴが印刷されたシャツ、帽子、バッグ、絵画などのオリジナルグッズも限定販売されている。
単なる流行にとどまらず、若者たち、そしてハノイ市民にとって新聞の魅力を再発見するきっかけになりそうだ。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!