パキスタン企業との取引で詐欺被害

8月16日、商工省は、ベトナム企業がパキスタン企業との取引で詐欺被害に遭ったことを明らかにした。それによると、今年5月、某ベトナム企業（A社）宛てに、パキスタンのY社を名乗る業者から水産原料の案内が届いた。A社はY社と契約を締結し、保証金としてY社に5000米ドルを銀行送金したが、納品されなかったため、A社は在パキスタン・ベトナム大使館商務部に支援を求めた。

同商務部が調査したところ、A社が送金した銀行口座はY社のものではなかったことが判明した。A社は8月にも、パキスタンの別の企業を装った詐欺グループの被害にも遭っている。この時には、水産物を輸入して、商品は納入されたが必要書類の添付がなく、被害額は7万1900米ドルとなった。同商務部は、パキスタン側の銀行にも責任があるとして、パキスタン中央銀行に調査を要請した。

※引用元：Sai Gon Giai Phong 8月16日
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