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熱中症対策に休憩所を設置/ 2019-07-28

写真は(C) Tat Dinh.から引用

 ハノイでは気温40度を超える日が続いており、熱中症対策として一時休憩所が無料開放されている。

 これはドイツ赤十字社が支援するプログラムの一環で、ベトナム赤十字社とハノイ赤十字社が共催する。

 一時休憩所は住宅密集地にある文化会館内に設置され、利用者の想定は屋外作業員、工場作業員、行商人などで、冷たいおしぼりや飲料水、エアコンのきいた部屋を利用でき、 ボランティアスタッフや医療スタッフによる熱中症対策の相談コーナーもある。試験運用として、一時休憩所をバック・トゥー・リエム区内で2箇所に設置したところ、1週間でのべ500人が利用した。

 ベトナム赤十字社によると、ハノイは年々夏の気温が上昇しており、屋外労働者をはじめとする市民の健康への影響が懸念されている。今後はさらにハノイ市内の13カ所での増設や、バス型のモデルについても検討している。設置期間は7月20日から9月中旬までで、ハノイでの実施結果をもとにダナン市やヴィン(ゲアン)市など中部地域での運用も検討する。

 国立水門気象予報センターによると、今年の気温は例年よりも0.5~1度高いという。

引用元:VnExpress 7月28日

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